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和風住宅の魅力を活かすために知っておきたい、外壁塗装のポイントについて解説しました(^▽^)/

外壁・屋根塗装・サイディング

外壁塗装前に知っておきたいポイント

皆さんが生活している住宅は以前から変化したと思います。

畳ではなくフローリングの住宅が増え外壁材もかつて多くの和風住宅で使用されていたモルタルよりも、サインディングやタイル・レンガといった洋風な印象を与える外壁材のお住まいが増えたように感じます。

これらは私たちの生活自体が洋風化していることと大きく関係しています。

近年では古民家の購入も増加してきています。

もともと和風住宅というのは日本の環境に合わせて建てられたもので、柔らかな風が室内を吹き抜け強い日差しを遮る大きな屋根があり、しっかりとメンテナンスをされていれば築100年を迎える家も少なくはないでしょう。

畳の肌触りを楽しみ木のぬくもりを感じられる和風住宅を好む方は多く、近年では和風住宅の魅力を取り入れた「和モダン」の住宅も人気になっています。

もちろん和風住宅も洋風住宅同様に外壁材が劣化してしまわないように外壁塗装を行う必要があるので須賀、いくつか注意点があります。

そこで今回は和風住宅と洋風住宅の違い、和風住宅の塗装を行う上でのポイント、和風住宅の外壁塗装で失敗しないための注意点をご紹介したいと思います。

 

和風住宅が人気の理由と洋風住宅との違い

皆さんは和風住宅と聞くとどのような印象を持たれるでしょうか?
古い、寒い・・・といったネガティブなイメージを持たれている方も少なくないと思います。しかしやはり和風住宅がいい!という方も増え古民家を再生する動きも見られます。

和風住宅は日本の風土・気候に合わせで様々な自然素材が使用されており、調湿・調音・吸音機能にも優れています。

和風を感じさせる畳や木の匂いが好きな方も多いですよね。

洋風住宅が立ち並ぶ中に和風住宅があると思わず目を惹きます。

和風住宅は日本の風土・気候に合わせて様々な自然素材が使用されています。

では、和風住宅と洋風住宅の根本的な違いは何でしょう?
床の間や仏間があるから和風?フローリングだから洋風?外壁府がモルタルだから和風?サインディングだから洋風?おそらく現在は様々な様式を取り入れているお住まいが多く、建物を見て感じた印象が和風住宅かどうかを判断しているのだと思います。

建て方も和風住宅の場合は木造軸組み工法(在来工法)や稀にRCや鉄骨、洋風住宅の場合はツーバイフォー工法や軽量鉄骨・RCなど様々ですが在来工法が採用されることもありここが明らかに違う、という点はないのです。

しかし和風住宅の場合はほとんどのケース、特に築年数の経過している和風住宅は木造住宅かと思います。

風通しが良く通気ができたとしても、雨漏りは起きれば和風住宅の構造木材は腐食し耐久性は著しくていかしてしまいます。

ですので、日頃のメンテナンスや外壁塗装を行っていかなければなりません。

 

和風住宅に多く使用されている建材

和風住宅と洋風住宅の明らかな違いがないということは説明させていただきました、問題は見たイメージです。

そこで和風住宅によくみられる部位とメンテナンス方法をご紹介したいと思います。

 

1.瓦

和風住宅の屋根はほとんどが瓦になっています。近年は屋根の軽量化=耐震性の向上というイメージが強く、中には軽量屋根材に葺き替える方も多いでしょう。

しかし日本家屋・和風住宅ならではの瓦を好み使用し続ける方ももちろんいらっしゃいます。

屋根を支えているのは柱と壁ですので定期的な外壁工事で住宅全体の劣化を防いでいきましょう。

金属屋根材と瓦を組み合わせた屋根(腰葺き屋根)も格式を上げながらも屋根全体の軽量化を図り、住宅全体に軽やかな印象を与えますので外壁に暗めの色を使用してもバランスがとりやすくなります。

2.漆喰

職人自らが現場で直接塗り仕上げる漆喰やモルタルは、重厚感がありながらも柔らかな印象を与え、和風住宅らしい仕上がりになります。

漆喰は防水性・調音機能・防火性に優れており二酸化炭素を吸収することで強度を高める優れものです。

汚れやすいため外壁塗装や漆喰の塗り替えは必要になりますが、塗装する際に通常の塗料を使用してしまうと数年で剥がれてしまう恐れがありますので漆喰の特徴を把握した塗装・左官業者に孤児を依頼しましょう。ひびわれや欠けが発生しやすい漆喰も、定期的に塗り直せば新築同様の仕上がりになります。

3.モルタル

モルタル外壁を使用している和風住宅は多いと思います。スタッコやリシン、ボンタイルなど仕上げ方や塗る職人によっても違い、まさに世界に一軒だけのお住まいです。

外壁塗装だけでなく、構造上発生してしまうクラックを適切に補修することで長期にわたって綺麗な外観を維持することができます。

 

4.化粧垂木(けしょうたるき)

通常住宅にある軒天は(のきてん)は小屋裏の垂木(たるき)や野地板を隠し美観性を向上させるために取り付けられています。

しかし重厚感が欲しい和風住宅には物足りないといった印象を持つ方もいらっしゃいます。

そこであえて垂木を軒天の外側に取り付け木材をふんだんに使用している印象を与えることができます。

その場合、木目調の軒天を使用しているお住まいもございます。

化粧垂木(けしょうたるき)も軒天とあわせて塗装を行うことが可能です。

劣化が見られず黒ずんでいる程度でしたら、灰汁洗い(あくあらい)で汚れを洗い落とすケースもあります。

 

5.心持ち材(しんもちざい)

みなさんのお住まいには雨に濡れないように玄関や庭に突き出した屋根はありますか?
洋風住宅の場合、屋根の柱に使用されているのは錆びにくく耐久性にも優れているアルミが多いと思います。

しかし和風住宅は木材で重厚感を感じさせます。

そこで心持ち材(しんもちざい)と呼ばれる太い柱を使用していることが多く、柱の裏側には大きな切れ込みが入っています。

経年により割れてしまったのではなく、木材が乾燥してしまった際に「背割れ」を起こさないようにあらかじめ「背割り」を行っているのです。

こちらも塗装が可能になっていますが、玄関は住宅の顔なので塗膜が剥がれてしまう恐れのある塗装ではなく灰汁洗い(あくあらい)を希望される方が多くなっています。

 

6.銅板

和風住宅だと感じさせるもう一つの特徴は「銅製の建材が使用されている」ということです。

寺院や神社などでも見られるかと思いますが、瓦と非常に相性がいいため腰葺きのお住まいも見られます。

銅は非常に高価な建材です。

しかしその分加工性・耐久性に優れており使用したいという方も多いです。

銅は塗装を必要としませんが、腐食により穴あきが起こると雨漏りを起こしてしまう恐れがありますので早急に補修しましょう。

 

・灰汁洗い

木材は太陽光にさらされ続けることで日焼けのようにシミができてしまい、汚れたように変色してしまいます。灰汁洗いは塗装ではなく薬品で汚れやシミを抜いていきます。

いくつかの工程を踏みシミや灰汁を抜いていくのですが染み抜きが不十分だときれいに仕上がりません。

なので、灰汁洗いを正しく行うことができる業者へ依頼することが重要になります。

※薬品を中和する過程でガスが発生してしまうので、作業中は近づかないようにご注意ください。

木に残った薬品は綺麗に洗い最後に保護剤を塗布して灰汁洗いは完了になります。

 

和風住宅の外壁塗装を行う際に気にしておきたい点

 

和風住宅の魅力は何といっても木材や漆喰などの、昔から用いられてきた素材を感じさせる外観です。

もちろんできるのであれば木材やモルタル本来の役割・印象を損なわずに外壁塗装を行いたいですよね。

そこで続いては和風住宅の外壁塗装を行う際に皆さんが一度悩まれたことがあるのではないかというポイントと解決策をご紹介したいと思います。

 

1.木材本来の風合いを残したまま外壁塗装を行いたい

和風住宅には破風板・鼻隠し・軒天・化粧垂木など様々な場所に木材もしくは木目調の建材が使用されていると思います。

通常のいわゆる造膜型の塗料は着色されており表面に塗膜を形成するため、塗装すると和風住宅ならではの木材の節や木目も潰れてしまいます。

 

木材の木目を生かす浸透型塗料

木材の木目を活かしたまま塗装を行う場合は浸透型塗料を使用しましょう。

浸透型塗料は木材の内部まで浸透し紫外線・雨濡れによる劣化を防ぎますが、表面に塗膜を形成しないため木目を残したままの仕上がりになります。

造膜型塗料よりも耐水性に劣るため頻繁に塗り替える必要がありますが、塗膜の剥がれもなく綺麗な状態を維持することができます。

木目調の軒天はクリヤー塗装で風合いそのままに塗装保護が可能です。

しかし軒天表面に汚れ・傷・腐食が見られる場合は張り替え・増し張り補修が必要になります。

 

2.和風住宅が綺麗に仕上がる色を知りたい

和風住宅の外壁塗装をしたいけれど、派手な色も似あわないしバランスが取りにくいから失敗がないクリーム系・ホワイト系に仕上げよう・・・せっかく外壁塗装でイメージチェンジができるいい機会なのにもったいないと思いませんか?
実はこのように和風住宅の外壁塗装を仕上げる色にお困りの方はとても多いのです。

 

和風住宅と相性が良い色(和色)

ではどのような色と相性が良いのかといいますと、日本固有の伝統的な色名称を含む「和色」です。

例えば鶯色(うぐいすいろ)や胡桃色(くるみいろ)、山葵(わさび)といった、その鳥や植物・食べ物の色だとわかりますよね。

和色は再度が低くややくすんだ色味が多く派手過ぎないため、和風住宅とはまさに合わせやすい色合いをしています。

和色は赤や黄・茶など大きく分けて7系統あり400色以上ありますので、お客様の理想に近い色がきっと見つかるかと思います。

塗料によっては得意な色・苦手な色もあります。

【鶯色】

 

【胡桃色】

 

3.塗装を行わない・できない箇所はある?

せっかく足場を仮設し外壁塗装工事を行うのであれば全体のメンテナンスを行いたいと思うはずです。

しかし和風住宅には建材の性質上あえて塗装を行わない・できないという箇所も存在します。

 

粘土を高温で焼いた陶器瓦・いぶし瓦

最もわかりやすいのは粘土を高温で焼いた陶器瓦・いぶし瓦です。

日本家屋・和風住宅らしい存在感があり非常に耐久性が高く、塗装による塗膜保護は不要です。

和瓦の塗り替え塗料もあるようですが将来的に剥がれを起こす可能性もあるのでおすすめしません。

メンテナンスは漆喰補修・瓦の差し替え・葺き直し工事がメインとなるでしょう。

 

銅製の建材

また先ほどご紹介した銅製も、表面が参加することでそれ以上劣化を進行させない保護被膜が形成され徐々に緑青へ変色していきます。銅をあえて塗装する方法もあるようですが、変化を楽しむことが銅を使用する醍醐味ですので瓦同様におすすめはしません。

腐食が進行し穴が開いてしまった場合は交換が必要です。

赤橙色が新しい状態ですが、銅が参加することで皮膜を作り腐食を防いでいるため劣化しにくいのは緑青色の銅製雨樋です。

 

ヒノキなど耐水性も高く腐食しにくい木材

最後に木材です。

和風住宅を表す温かみ・落ち着きのある木材をそのまま維持したいところですが、雨水により劣化してしまうため基本的には塗装が必要です。しかしその木材の種類によります。

例えばお風呂にも使用されるヒノキは耐水性も高く腐食しにくい木材にあたります。

耐久性に優れているのであれば、塗装し塗膜の剥がれを心配するよりもむしろ塗装を行わない方がメンテナンスも簡単です。

吸水し傷む恐れのある木部は造膜型あるいは浸透型塗料で塗装メンテナンスを行いましょう。

 

和風デザインの家のメリット

「懐かしい」けれど「新しい」

和風デザインの家の魅力はノスタルジックな感じとモダンが融合しているように感じます。

そのノスタルジックな部分というのが、木材や畳をはじめとした自然素材が主張するデザインです。

モダン建築は、暮らしやすさがおしゃれなデザインになることを体現した建築様式だと思います。

 

和風デザインの家のデメリット

和風デザインの家のデメリットは、家具選びにあります。

和風デザインの枠は、小さく決められた大きさなので、家具を探すのに手間がかかります。

また和風デザインに合うテーブル・椅子の中には「傷つきやすい」といったものも存在しています。

それはテーブルや椅子に限られた話だけではなく、障子や襖も傷つきやすくなっています。

和風デザインの家は洋風デザインの家に比べてメンテナンス費用がかかってしまうかもしれません。

アフター費用を気にするのであれば洋風デザインのほうがおすすめになっています。

 

まとめ

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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