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シマジューブログ

ベランダの点検はお済みですか? 10年に一度は点検し雨漏りなどの対策をしましょう(^▽^)/

雨漏り・板金交換・カバー工法

折込み広告や新聞、ポスティングされる地域紙や広告、お住まいのリフォームについてのことがよく掲載されています。

外壁塗装についても様々なプランやキャンペーンが記載されていると思います。

皆様も見かけたことがあるのではないでしょうか?

では防水工事はどうでしょうか?
あまり見たことがないという方が多いと思います。

外壁塗装は様々なところで露出されているので、それを見れば「我が家もそろそろかな。」と考える方もいるでしょう。

しかし防水工事についてはそんな広告を見かけることはないですし、誰も重要性を教えてくれないので、意識していないことが多いのです。

お住まいが陸屋根というのはもちろんのこと、一般的なベランダやバルコニーにも必ず防水工事が必要になるのです。

 

現代の建築の多様性からも防水工事は必要とされています

現代のお住まいというとプレカットされた建材(あらかじめ工場でサイズ通りに加工しておくこと)を組み立てることが多く、ほぼベランダやバルコニーが備えられています。

また、屋根が平らでその上の屋上が設けられたお住まい、ガーデニングを楽しむための広いベランダやバルコニーのある2階、環境に配慮し屋根に太陽光発電を設置したお住まいも増えてきています。

雨漏りや家屋内部への漏水というと、老朽化が進んだ家と決めつけがちですが、実は前述の現代的なお住まいほど防水工事の必要性が高いこともあるのです。

昔から現代まで、最も標準的なお住まいの形を思い浮かべてみてください。ほとんどのお住まいは屋根の断面が三角になっています。

屋根が三角なのには理由があります。

雨水がスムーズに流れるように、わざと傾斜させているのです。

 

雨漏りを防ぐため、防水工事が必要な様々な箇所

平らな屋根(陸屋根)

屋上が設けられるような平らな屋根(陸屋根)は勾配がほぼありません。

排水のために微妙な傾斜が設けられていますが、三角屋根余地も性能が低いのは見た目通りです。

水が溜まりやすく、雨漏りリスクは高いと言えるでしょう。

 

ベランダ・バルコニーの床

四方を壁と出入り口に囲まれている上、床面にほぼ勾配がありません。

おまけに内側は日が当たりにくく、水が溜まってしまうと乾きにくい構造をしています。

ベランダが広ければ広いほど雨漏りするリスクは高まってしまいます。

 

太陽光発電を設置いている屋根

陸屋根や勾配のある屋根、太陽光発電を設置している屋根も様々です。

そして問題を抱えているケースも多いのです。

その太陽光を設置した業者はどういった方でしょうか?
おそらく、ほとんどが太陽光発電の設置業者でしょう。

彼らは防水屋でもなければ屋根やでもないので、お住まいの構造について詳しくないのが実情です。

そのため、設置の際に屋根を壊してしまったりすることもあります。

 

・屋根は勾配により排水性を高めています

勾配が急

茅葺き合掌造りのお住まい

屋根材が植物なので雨水が染み込みやすいので、その分、屋根の勾配を急にすることで排水性を高めている。

 

勾配が少ない

現代の三角屋根のお住まい

合掌造りに比べると勾配はなだらかになっている。

使用される屋根材によっても最小勾配が定められている。

 

勾配がほぼない

陸屋根

肉眼では勾配ゼロに見えるが排水のため、若干の勾配が設けられている。

 

しっかりとした防水処理がされていても、経年で劣化してしまうのが実状です

防水処理も年月が経てば、だんだんとくたびれてきます。

専門的な防水処理であっても、一般的な塗装と同じように劣化していきますし劣化した塗膜はひび割れを起こしてしまいます。

屋根や外壁と同じように、防水も定期的なメンテナンスが必要なのです。

お住まいの大敵である水分をシャットアウトしているだけに、忘れてしまうと大変なことになりかねません。

 

雨漏りと漏水、その原因と箇所の特定は非常に難しい

雨漏りを完全に止めるには、お住まいを総合的に診断したうえでの判断が必要になります。

怪しい部分を見つけたからと言って、むやみに補修するのはやめておきましょう。

水や水蒸気の通りを塞いでしまい、余計に悪化させることもあります。

 

防水の基本は貼るか塗る、様々な防水方法

どの防水方法でも危険信号はほぼ共通です

          

排水不良

水を貯めるように造られていないので、溜まってしまうと様々な部分に悪影響を及ぼします。

建築内に漏れ出した場合、雨漏りの他、各部の腐食・劣化を起こします。

 

表面の浮きや波打ち

主にシート防水で見られる症状です。

表面に変化がなくても、踏むと変形したりする場合はその下の防水シートが弱まっています。

 

ヒビ割れや裂け

防水シートや防水層にヒビ割れや裂けが発生すると雨水がその下へと侵入してしまいます。

 

植物の繁殖

アスファルトやコンクリートから芽を出す草花を見ればわかるように、植物の芽や根は非常に強く、コンクリートをも破壊して伸長していきます。

表面や外壁、防水層を破壊するだけでなく、躯体そのものを破壊させてしまうことも。

 

表面の荒れ・色褪せ

防水層を保護している表面の保護機能が低下してきた証拠です。

このままでは防水層に直接、紫外線があたってしまうため、劣化が早くなります。

 

表面の傷

表面だけでなく、防水層にも傷がつき、防水シート場度が破れているケースもあります。

歩行や風雨による飛来物などが原因です。

重い植木鉢を倒したり、引きずったりした場合にも起こりえます。

傷の大きさと深さによって、補修方法が異なります。

 

ウレタン防水の3つの工法とその手順

【ベランダ向け】密着工法

密着工法とは、下地に直接防水材を塗布していく工法です。

以下の特長があり一軒家のベランダへの施工が適しています。

・防水層が軽いため、家への負担が軽い

・繋ぎ目がないため、複雑な形状のバルコニーにも施工可能

・大がかりな工具を使用しないため、比較的安価でできる

 

一軒家のベランダだと工期は約3日程です。

それでは工事の手順を見てみましょう

 

【密着工法の手順】

・高圧洗浄

細かい汚れも一緒に落としていきます。汚れを残さないことで、この後に塗るプライマーや防水材が下地に定着しやすくなります。

 

・プライマー(接着剤)を塗る

次に塗る防水材と下地との接着剤の役割をしています。

プライマーがないと、防水材が剥がれてしまいます。

 

・防水材を塗る

防水材は二度塗りして厚みを作ります。

厚みがないと十分な防水効果が得られません。

防水材はコテやローラー等で塗布します。

エアコンなどの室外機のある箇所は、専用の台で浮かせてから施工します。

 

・トップコートを塗る

トップコート(表面保護の塗装)を塗ることで、紫外線による劣化を防ぎ、完成となります。

 

【陸屋根・バルコニー向け】メッシュ工法

メッシュ工法とは、下地にメッシュシートを接着し、その上に防水材を塗布する工法です。

密着工法にメッシュシートが入ったものになります。

以下の特長があり、陸屋根やバルコニー等への施工が適しています。

・メッシュシートが入ることで、地震や衝撃での破損に強くなる。

・防水層が軽いため、家への負担が軽い

・繋ぎ目がないので、複雑な場所への施工が可能

 

一軒家の陸屋根に施工する場合、工期は一週間前後になります。

それでは、工事の手順を見てみましょう。

 

【メッシュ工法の手順】

・高圧洗浄

次の工程で使用するプライマーや防水材を定着させるため、細かい汚れも一緒に落としていきます。

 

・プライマー(接着剤)を塗る

下地と防水材の接着剤の役割をしています。

このあと塗布する防水材やメッシュシートを下地に定着させるために、全体に塗布していきます。

 

・メッシュ貼り

メッシュシートを上から貼っていきます。

貼ることで地震や衝撃に強くなります。

 

・防水材を塗る

防水材は二度塗りして、厚みを作ります。

厚みがないと十分な防水効果が得られません。

 

・トップコートを塗る

防水材は紫外線に弱い性質を持っています。

トップコートを塗ることで、紫外線による劣化を防ぎ、完成となります。

 

【マンションの屋上・古い建物向け】通気緩衝工法

通気緩衝工法とは、下地の防水材の塗布に加えて、通気緩衝シートと脱気筒を取り付けることで、下地に含まれている水分や湿気を取り除く工法です。

以下の特長があり、築年数の古い建物や、バルコニーやマンションの屋上等大型の物件に適した工法です。

・水分を含んだ場所(雨漏りしているところ、古い建物等)にも対応可能。

・脱気筒(湿気の逃げ道)と通気緩衝シートや水分を逃がし、膨れが起こりにくい。

 

マンションや商業施設などの大規模物件となると、工期は1~2か月程になります。それでは、工事の手順を見てみましょう。

 

【通気緩衝工法の手順】

・高圧洗浄

次の工程で使用する、プライマーや防水材を定着させるための細かい汚れも一緒に落としていきます。

また、下地の状態によっては、最初に既存の防水層を剥がしてから、施工します。

 

・ドレン(排水溝)取り付け

水を逃がすためのものを取り付けます。

 

・下地調整(ひび割れや凹凸の補修)

表面を平らにするためにひび割れの補修や目地の交換も行います。

 

・プライマー塗布

防水材を下地に接着するために塗っていきます。

 

・通気緩衝シート貼り

このシートで、下地に含まれている湿気や水分を逃がします。

 

・ジョイントテープを貼る

つなぎ目をなくすために、シートとシートの間のつなぎ目にテープを貼ります。

 

・テープ上に防水材を塗布

テー王の隙間から水が入るのを防ぐため、防水材を塗っていきます。

 

・メッシュシート貼り(立ち上がり部分)

立ち上がりとは、平面に対し、垂直になっている面のことを言います。

地震や衝撃での破損防止のため。メッシュシートを貼ります。

 

・ウレタン防水塗布(立ち上がり部分)

メッシュシートを貼ったところに防水材を塗っていきます。

 

・通気緩衝シートカット(脱気筒取り付け部分)

脱気筒を取り付ける箇所のシートをカットします。

 

・脱気筒取り付け

脱気筒は通気緩衝シートを通った湿気を逃がすためのものです。

50㎡につき1つ取り付けるのが目安になっています。

 

・ウレタン防水材塗布

厚みを作るために二階に分けて塗っていきます。

 

・トップコート塗布

トップコートを塗ることで、紫外線による劣化を防ぎ、完成となります。

 

FRP防水について

FRP防水とは、木やコンクリートで作られた床の上にFRPのシートを敷き、その上に樹脂を塗って硬化させる方法です。

効果後は、プラスチックのような硬さの感じられる床面になります。

また、そのままでは紫外線に弱いため、保護のため「トップコート」という塗料を重ね塗りします。

FRP防水は、住宅のベランダやバルコニー。陸屋根(屋上)の他、ビルやマンションの屋上などにも幅広く使用されています。

 

FRP防水の工程

1床面の清掃

2プライマーの塗布

3シート状のFRPを敷く

4ポリエステル樹脂で固める

5「3」、「4」W鵜をもう一度繰り返す(重ね張り)

6トップコート(表面保護の塗料)を塗る

 

FRP防水工事は、1~2日で済むのは特徴になっています。

これは防水工事の中で最も短い工期です。

 

FRP防水のメリット

メリット1 高い水密性(防水性)

FRPは風呂の浴槽や宇宙ロケットなど、建築物よりもはるかに防水性が求められるものにも使用されている素材です。

水を通さない力においては他の防水工法よりも高い「水密性」をもっています。

 

メリット2 非常に丈夫

FRP防水が施された床は、固くて丈夫な仕上がりになるため、耐荷重性・耐摩擦性に優れています。

そのため、人や車の往来が多い屋上駐車場にも使用される防水工法です。

 

メリット3 最も軽量

FPR防水層は、1平米あたり4㎏前後と他の防水層に比べて軽量です。

そのため、築年数が経った住宅のベランダ等重さに弱いであろう住宅に向いています。

 

メリット4 工期が短い

FRP防水は、塗膜の乾燥を待つ工程が少ないのも特長です。

唯一、乾燥待ちが必要なトップコートの樹脂も、数時間程度で乾燥します。

そのため、トップコートを何層か塗り重ねる工事であっても、わずか1~2日で防水工事が完了します。

 

FRP防水のデメリット

デメリット1 費用がやや高め

FRPは防水工事の工法の中でも、施工費用・メンテナンス費用がやや高めです。

 

デメリット2 施工場所をやや選ぶ

FRP防水は、「木造」かつ「広い面積」(10㎡以上目安)の床面には施工できません。

理由は、FRP防水層は固くて伸縮性が少ないためです。

もしそのような場所をFRP防水で工事すると、熱や湿度による変形ですぐにヒビが入ってしまう可能性があります。

 

まとめ

最後までお付き合いいただきありがとうございました(^▽^)/

気にしていなくても意外と劣化してしまっているのがベランダです。

これからの時期に向けて、点検や修繕をしておきましょう!

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