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外壁塗装の劣化 チョーキングについて解説しました(^▽^)/

外壁・屋根塗装・サイディング

外壁塗装に発生する「チョーキング」とはそのような現象なのでしょう?

チョーキングは、外壁劣化の目安となる大事な合図となります。

どのような症状でありどのような原因や対処が必要なのか詳しく解説していきたいと思います(^▽^)/

 

チョーキング現象とは

外壁表面に触れたときに、白い粉が手に付着することがあります。

これは外壁の汚れではなく、外壁塗装の代表的な劣化現象の一つである「チョーキング」という現象が起きている証拠です。

チョーキング現象は、白亜鉛化現象とも言い、経年劣化によって塗膜内にある樹脂の結合力が低下することで塗膜の中にある白色顔料(酸化チタン)が塗膜の表面から粉のように消耗していく現象のことです。

 

普段は塗膜の一番表面にある保護膜によって守られており、その中に樹脂や塗膜を安定させる添加剤があります。

添加剤が劣化によって分解されてしまうことで、顔料がむき出しになってしまいます。

そこからさらに顔料が劣化してしまい粉上に発生してしまうのがチョーキング現象です。

チョーキングにて発生する粉がチョークの粉によく似ているといるのでチョーキングという名前がついています。

明らかな塗膜劣化が発生している証拠なので、そろそろ塗装工事をしなければいけない目安となっています。

ちなみにクリアー塗料の場合は色素が含まれていない塗料になっているので、顔料が含まれていないことによりチョーキング現象は起こりません。

 

チョーキングの確認方法

チョーキングの確認は外壁表面に触れるだけでわかるので、誰でも簡単に確認することができます。

チョーキングの症状は、建物の方向や部位の環境によって差が発生します。

そのため、チョーキングが起きやすい部位で確認を行うのがおすすめです。

これらの部位でチョーキングの確認を行うようにすると良いでしょう。

 

チョーキングの確認部位

・一階の南西の日当たりが良い部分

・二階以上で西日が良く当たる部分

・バルコニー廻り

 

これらの部位はチョーキングが起きやすい場所になっています。

砂状のものが薄っすらと手につく程度であれば、軽度のチョーキングなので外壁塗装を行う必要はありません。

手に白いチョークのような粉状のものが真っ白に付着していたらメンテナンスが必要なチョーキング現象が起きています。

チョーキングが起きていない場合は、ほこりのような色の汚れが付着します。

明らかにチョーキングが発生している場合は、さっと触れるだけで真っ白な粉が付着するのでとても分かりやすいです。

これは業者に依頼しなくても簡単に確かめることができますので、日常的に定期的に確認を行うように心がけましょう。

外壁の種類別のチョーキングの雰囲気や目安は、以下のようになります。

 

モルタル外壁の場合

モルタル外壁の場合は触れると手に白い粉がつき、外壁を確認すると色が抜けたような褪色が発生しているのが分かります。

明らかに外壁の色が退職している場合は、塗膜の効果が失われているチョーキングの証拠になります。

 

窯業系サイディング外壁の場合

サイディングも触れると手に白い粉状のものが付着し、外壁自体からも色味が剥がれてなくなっていることもわかります。

モルタル外壁よりも外壁自体からの退職が激しく、粉状になって飛んでいくほど外壁の塗膜自体からの褪色が激しく発生します。

 

触ってみて著しい外壁塗装の褪色が見受けられた場合には、メンテナンスが必要なチョーキングの発生となります。

 

アルミサイディング外壁の場合

アルミサイディングは白いカラーのサイディングにチョーキングが早く起きてしまう傾向があり、暗めの色合いになるにつれてチョーキングが起きにくい傾向があります。

触れると手にチョーキングが付着し、外壁自体の褪色はほかの二つの外壁と比べるとあまり見受けられません。

15年程度でチョーキングが発生するので他の二つの外壁よりチョーキングが起きにくい傾向があります。

チョーキングというのは外壁塗膜が劣化して粉状になってしまう現象のことなので、塗膜の色によってチョーキングの色も違います。

白い粉状で発生することが大半ですが、色が濃い目の外壁塗装の場合、その色にあった粉状のチョーキングが発生することがあります。

茶色の外壁塗装の場合は茶色、黒色の外壁塗装の場合は黒など、白のチョーキングではない場合もあります。

白いこの状ではないからチョーキングではないということではなく、外壁のカラーと似たような粉状が発生していれば、それはチョーキング現象です。

 

外壁塗膜の劣化症状の段階

チョーキングから外壁塗膜の状態を劣化へと発展させないために、外壁塗膜の劣化症状の段階をしっかりと把握しておくことが重要になります。

外壁塗装の劣化症状の段階はこのような流れとなります。

 

外壁塗装のツヤがなくなる

外壁塗膜のツヤはなくなっていますが、塗膜としての効果は発揮されている状態です。

 

外壁塗膜の変色

ツヤのなさが進んでしまうと、塗膜の褪色が発生してしまいます。

 

チョーキング現象

外壁塗膜の表面に劣化が起こることで、塗膜が白い粉状に劣化してしまいます。

塗膜が破壊されてきている状態なので、塗膜の防水効果が欠けている状態です。

 

外壁塗装のひび割れ

チョーキングが進んでしまうと、外壁塗膜のヒビが生じてしまい外壁自体にもヒビが発生していしまいます。

ヒビが生じてしまうとヒビから雨水が外壁に浸透してしまい、外壁内部にも雨水が浸透してしまい雨漏りになってしまいます。

 

外壁の剥がれ

外壁のヒビ割れが進行してしまうと壁の素材自体がどんどん破壊されてしまうので、外壁自体の剥がれに繋がってしまいます。

外壁としての効力はゼロになってしまい、外壁自体の張り替えが必要となります。

 

このように塗膜というのはどんどん劣化が進んでしまいます。

チョーキングの状態で塗装のメンテナンスを行っておくと、外壁素材や建物に影響を与えずに済みます。

外壁の劣化を最小限にとどめることが,コスパの良い理想的なメンテナンスとなります。

 

チョーキングを早めてしまう原因

チョーキング現象は、経年劣化によりどの外壁でも起こってしまう現象です。

通常は、10~12年ほどのタイミングで発生することが大半です。

 

しかし一般的なタイミングよりも思いのほか早く発生してしまうことがあります。

これらの4つの原因は、通常よりも早くチョーキングを早めてしまいます。

 

チョーキングを早めてしまう原因

・紫外線が当たりやすい外壁環境

・アクリル塗料などの寿命が短い塗料を採用している場合

・海岸に近く塩害を受けてしまう場合

・明らかな施工不良

 

紫外線や塩害等の外壁環境や寿命が短い塗料の選択は仕方のないことですが、明らかな施工不良は施工上のミスとなります。

5年以内にチョーキングが始まってしまったら、施工上のミスと捉えるようにしましょう。

 

ひどい場合には1~2年未満でチョーキングが起きてしまうこともあります。

その場合は、施工業者に問い合わせて判断をしてもらいましょう。

 

このような塗装の施工不良や不手際によりチョーキングを起こしてしまいます。

 

塗装の施工不良要因

・下処理の悪さ

・下塗り材を塗布していない

・下塗り材に適した工程の塗料を採用していない

・外壁素材や環境にあった塗料を塗布していない

・雨の日などの湿度の高い日に塗装を行った

・適切なオープンタイムを取っていない

・低温もしくは高温などの適した温度ではない環境で塗装を行った

・不適切な塗料での塗布

・塗料の撹拌不足

・必要以上に塗料を希釈しすぎたことによる塗膜の性能の低さ

 

これらの施工ミスによっても、簡単に塗膜が劣化してしまい短期間でのチョーキングを発生させてしまいます。

施工ミスによってチョーキングが発生してしまった場合は、塗料に関して詳しくない業者という証拠になります。

 

施工し直しを行う際も万度に施工が出来ない場合がありますので、要注意です。

施工ミスを起こした業者に不安を感じる場合は、別の業者に確認をしてもらい施工不良を確認してもらうのも1つの方法です。

 

まとめ

最後までお付き合いいただきありがとうございました(^▽^)/

今回解説したチョーキングですが、経年劣化によってなってしまうものなので、気づいたら早めに手入れしてあげると良いですね!

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