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シマジューブログ

塗装しにくい外壁について解説しました(^▽^)/

外壁・屋根塗装・サイディング

ほとんどの建物で必須のメンテナンスとされる外壁塗装ですが、塗料が極めて付着しにくく塗り替え前に慎重な判断を求められる難付着サイディングと呼ばれる外壁材が存在します。

また屋根塗装では致命的な不具合があり塗装しても無駄になってしまうスレート(カラーベスト・コロニアル)も存在しています。

難付着サイディングやスレートへの塗装は塗装前の診断によって、塗り替えが可能か不可能かの判断をしなければなりません。

 

外壁塗装が難しい難付着サイディングボードとは

ずっと綺麗が続く外壁は、とても理想的ですよね。

各建築資材メーカーがこの理想を追求した結果、現在では従来のものに比べて圧倒的に汚れにくく、色褪せしにくい外壁材が開発されました。

外壁について汚れを分解する光触媒や、色褪せしにくい無機系ハイブリット、塗料雨によって汚れを落とす親水性、汚れにくさを実現するフッ素系の技術などが実用化されたのです。

これらの技術が用いられた外壁材は確かに汚れにくく、画期的です。

しかし現在、メンテナンスにおいて致命的な問題が発生しつつあるのも事実です。

汚れが付着しにくいので、塗料も密着しにくいという特徴があるのです。

このように光触媒、無機系、親水性、フッ素などで塗装やコーティング加工された外壁材を難付着サイディングボードと呼びます。

現在の戸建て住宅の主流の外壁材である窯業系サイディングの他、シェアを拡大している金属サイディングにも難付着サイディングボードが存在します。

 

難付着サイディングボードの見分け方1

難付着サイディングボードに用いられている技術から判断する

お家を建てた時の設計書や仕様書が残っており、製品名や品番が分かれば、それで判断することが最も確実です。「どこにしまった分からない」、「失くしてしまった」という方は家を購入した時や新築時のことを思い出してみましょう。

外壁材の宣伝文句である「汚れにくい」、「綺麗が長続き」などの言葉はかなり前から使われてきました。技術が進歩する度に従来よりも汚れにくくなっていくのですから、嘘というわけではありません。

難付着サイディングボードは従来の外壁材と区別するために技術的なキーワードも用いられるようになりました。「そう言えば、お家を建てる時にそんなことを聞いた」というものがあれば、貴方のお家の外壁材は難付着サイディングボードかもしれません。

 

・光触媒塗料による塗装やコーティングされている

光が当たることによる化学反応(ラジカルが発生)が起こり、汚れを分解するとともに超親水作用が発生します。

実際の外壁では日光が当たることによって、汚れが分解され、超親水作用でセルフクリーニングが行われます。ラジカルを制御している点はラジカル制御形塗料と同じです。

 

・無機系塗料による塗装やコーティングがされている

陶磁器は食器に代表される表面はつるつるとしたガラス質になり、汚れにくくなる上、その汚れも落ちやすくなります。陶磁器などが色褪せしないように褪色も起こりにくいのです。

 

・親水性の塗料によるコーティングがされている

非常に水に馴染みやすく親水性を持った塗料やコーティングをすることによって汚れを洗い流せるようにしたものです。

 汚れよりも雨水の方が外壁に馴染みやすいので、汚れの下に入り込み、浮かして洗い流すという効果を発揮します。

 

・フッ素塗料による塗装やコーティングがされている

フッ素というと日常生活ではフッ素樹脂加工(テフロン加工)されたフライパンや傘が有名です。

つるつるとしており、水や油をよく弾き汚れにくいことは皆さんもご存知だと思います。

外壁用いた場合も同様の効果を発揮し、汚れや水を弾きます。

 

難付着サイディングボードの見分け方2

外観や特徴、建築時の年代に注目する

難付着サイディングボードの最大の特徴は「いつまでも綺麗が長続きする」ことです。色褪せしにくく、チョーキングも発生しにくいのです。

また、光触媒や親水性の技術が本格的に実用化されたのは21世紀に入ってからです。汚れにくく、耐用年数が長いことやお家を建てられた年代に注目することでも見分けることが可能です。

 

・築10年でチョーキング現象が見られない

難付着サイディングは色褪せしにくく、耐用年数も長いので築10年程度ではチョーキング(白亜化)も発生しません。

築10年程度で艶が残っており、チョーキングも発生していなければ難付着サイディングである可能性が高まります。

 

・21世紀に建てられた建物である

光触媒などの技術が実用化され、製品として拡がりはじめたのは2001年以降です。よって、2000年までに建てられた建物は難付着サイディングではなく、従来のサイディングと考えられます。

新しい建物ほど、難付着サイディングの可能性が高いと言えるでしょう。

 

・ラッカーシンナーでも塗料が溶けない

外壁塗装などの塗料を希釈する場合は塗料用シンナーを用います。ラッカーシンナーはそれよりも溶解力が強いもので、吹き付け塗装などに使う機械類の洗浄などに用います。塗料用シンナーより強いラッカーシンナーで溶けない場合は難付着サイディングの可能性が高いと言えます。

 

塗替えが困難な難付着サイディングボードの見分け方フローチャート

・製品などの情報から見分ける

製品などの情報から見て、難付着サイディングボードではないかという可能性があったとしても100%そうであるとは限りません。

以下の外見的な特徴から見分けるフローチャートも確認してみましょう。

外見的な特徴から難付着サイディングボードである可能性が高いです。製品やその情報から見分けるフローチャートも確認してみましょう。もしご自宅の外壁はどっち?と不安な方は無料点検にて是非ご相談ください。

世の中には「塗りにくい」のではなく、「塗っても無駄になる」屋根も存在します。テレビなどで何度か報道されていますのでご存知の方も多いと思いますが、アスベスト含有からノンアスベストに切り替えられた時に製造されたスレート屋根材です。

 

お家の外壁が難付着サイディングボードかもしれないという方へ

塗り替えしにくいというだけで、難付着サイディングボードにも外壁塗装することは可能です。ただし、難付着サイディングであることを分かった上で、それに対応した施工が必要となります。

具体的には難付着サイディングに対応できるように進化した下塗り用塗料を使うことで難付着が解決できるのです。付着しにくい外壁材であっても、密着力を上げるシーラーが開発されたことによって、他の外壁材と同様に塗装できるようになりました。

ただし、業者が難付着サイディングであることを分かった上で、それに対応したシーラーを使い、適切な施工を行わないと数年で塗膜が剥がれてくる事態になりかねません。従来の外壁材の塗り替えより、業者選びが殊更、重要になります。

基本的に塗料は有機物で、無機系塗料は有機塗料に無機成分が多く配合されたものになります。

簡単に言うと、有機物は同じ有機物に付着しやすく、無機物は同じ無機物に付着しやすいという特徴があります。

難付着サイディングボードの下塗り材には塗り替える外壁材に含まれる有機物と無機物、両方に対応できるような仕組みが必要です。

その結果、誕生したのが無機と有機のハイブリッド型のエポキシ系シーラーです。外壁材の無機成分にはシーラーに含まれる無機成分が、外壁材の有機成分にはシーラーに含まれる有機成分が付着することによって、外壁塗装を可能にします。

 

まとめ

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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