欠陥工事は詐欺と変わらない。悪徳業者に騙されない方法
こんにちは、ひろピーです。
皆さんは、どういったきっかけでリフォームをしますか?
「最近、大きな地震が増えてきた。家が古いから耐震工事をしたい。」
「トイレ、お風呂が古いから新しくしたい。」
「知り合いに工事屋さんがいて、その人にすすめられた。」
「訪問で『無料診断します』と言われて、診断してもらうと、家の老朽化が激しかったから。」
などといった理由が挙げられます。
または、
子供から親へリフォームのプレゼントということもあります。
「親が高齢になり、1人暮らしをさせるのは危ないから同居を考えている。そのために2世帯住宅にしたい。」
「両親が高齢になりました。住んでいる家は築〇十年経ちました。冬の寒さがこたえる家です。
ヒートショックにならないために予防をしたい。」
「親が病気で車椅子生活になりました。今の家だと車椅子生活は厳しいので、車椅子生活が出来るように全面リフォームをしたい。」
などと親を気遣って思う方もいらっしゃるでしょう。
リフォームをしたい理由が挙げられるということは、
リフォーム資金があるということです。
リフォームには多額の費用が必要になります。
リフォームをしたい箇所によって、費用が変わってきます。
今回は、そのことを前提にご紹介したいと思います。
まず初めに、
“リフォーム施工会社って、きちんと選ばなければ、悪徳業者に捕まってしまい、欠陥工事をされる”
というイメージがありませんか?
テレビのニュースの特集でもたまに組まれて放送されています。
その内容は、本当にひどいものです。
例えば、
『無料診断を行います』と訪問で営業マンが来ました。
無料だからと家の不具合の点検をお願いしました。
床下・屋根・外壁・給湯器・排水管・換気扇を見てもらいました。
すると、床下で、「これはひどい。」と言われ、写真を見せられました。
その写真を見ると、ひどく腐食した床下がありました。
「今すぐ工事をしないと、家が崩れ落ちます。」
とまで言われ、工事を即決してしまいました。
その結果、欠陥工事をされたあげく、請求書の内訳を見てみると、
「診断」の文字があり、工事をしてもらった会社へ確認をしてすると、
「工事前の現場調査ですねぇ~。」の一言。
それは、「無料診断のことですか?」と聞くと、「無料診断は一切行っておりません。」の言葉が返ってきました。
相談場所が分からなく、結局多額な工事費用を支払ってしまった。
このような事態を防ぐ方法はなかったのでしょうか?
まずは、このように無料診断といって訪問にくる営業マンを警戒しましょう。
しかし、全ての営業マンが悪徳業者とは限りません。
中には、きちんとしたリフォーム施工会社の営業マンもいます。
しかし、現実には、悪徳業者も多い世界です。
そして、何より重要なのは、
“工事を即決しないこと”です。
「家が今すぐ倒れる。」などと言われても怖がらないで下さい。
工事を即決してしまうのは、悪徳業者の思うツボです。
工事を決めるときには、
最低3社のリフォーム施工会社から見積もりをもらうことが必須です。
しかも
極めて悪質な業者になると、
元々綺麗だった場所を壊していったり、
床下にシロアリの卵を置いていくこともあるそうです。
こんなことをされては、
異常がなかった床下が悪徳業者の故意によって壊されてしまいます。
そして、
床下や屋根、外壁、給湯器、排水管、換気扇は普段から気に留めることはありません。
毎日見て記録を取るわけにもいきませんし、自分自身で気付かないこともあります。
そんなところを狙って悪徳業者はやってきます。
・床下:「今すぐ工事をしないと家が倒れる。」
・屋根:壊れていない部分をわざと壊してから「雨漏りの原因になり、屋根が腐って潰れる。」
・外壁:「大きなヒビが入っているため、すぐに塗装をしないと内部が腐って大変なことになる。」
・給湯器:コンセントを人為的に傷つけてから「古くなっているので今すぐ交換しないと大変になる。」
・排水管:「水漏れしていて、配管が傷んでボロボロになっている。すぐに交換しましょう!」
・換気扇:「漏電しているので部品を交換しないと火事になる。」
この決まり文句のようなセリフを見ていて、悪徳業者に共通する点が見えてきました。
それは、
“今すぐ” “すぐ” “大変”
という言葉を使うということです。
悪徳業者は、消費者を煽ります。
故意的に傷を付けるという行為は、悪徳業者以前に人として問題があります。
しかし、言葉だけを聞いていても、悪徳業者かどうかは分かりません。
基本的に約束のない無料点検業者は断りましょう。
それが、悪徳業者に捕まらない第一歩です。
そして、
市町村の職員を装って点検に来る場合もあります。
この場合は、身分確認をきちんと行って下さい。
不審なまま、点検をさせないで下さい。
身元が分からなければはっきりと断りましょう。
また、有名会社の名を語る業者もいます。
しかし、親会社が有名会社ということは分かっても、
子会社までは分からないことがあります。
なので、親会社と名乗った有名会社へ確認を取る必要があります。
態度にも注目したいと思います。
悪徳業者は、今すぐにでも契約にこぎつけて、工事をしてもらいたい思いでいっぱいです。
でも、消費者側としては、費用の問題もあり、今すぐに契約をしたくはないはずです。
そこで、悪徳業者は、最初に提示した金額からどんどん下げて契約を急かしてくる場合があります。
最後には、「今日契約していただければ、工事費用を半額にします!」とありえないことを言います。
消費者側にしてみれば、「え!?半額!」と思ってお得感はあると思いますが、
決して契約はしないで下さい!
また、強引な営業マンもいます。
断り続けると、契約をもらえるまで、長時間居座って帰らないという場合があります。
その場合には、警察に通報して下さい。
悪徳業者相手に怯える必要はありません。
リフォームの契約時には必ず契約書を交わします。
悪徳業者は口約束で契約を迫る場合があります。
こんな悪徳業者に狙われないようにするには、
まず、
無料診断といって連絡なしにきた営業マンは断ってください。
「無料なので。」
「診断を一度しておくと楽です。」
「古そうなので、一度点検してみませんか?」
などとしつこく言われてもしないようにしましょう。
中には、優良業者もいるとはいえども、
悪徳業者との区別がつかないからです。
優良業者の無料診断の場合には、
まず初めに診断の申込書の記入が求められます。
もし、「無料診断します。」と営業マンが来て、
「お願いします。」と言ってしまい、診断をしてもらうときには、なるべく同伴しましょう。
狭いところだと難しかったり、
「危ないので。」
としつこくしぶるようならば、そこは断りましょう。
もし、強い口調になり、怖く感じたならば、
躊躇するかもしれませんが、警察を呼んで下さい。
先ほども言いましたが、
悪徳業者の中には、故意に壊してあたかも昨日まで腐食していたり、壊れていたかのように装ってきます。
屋根は怖いかもしれませんし、ケガをして危ない場合もありますので、
一番確認が出来ない箇所になります。
そうすると、悪徳業者に狙われる対象となります。
優良業者でも、「あそこの〇〇が~」と専門用語を言われて、指を差されても、
分からない場合があります。
自分の目で見える範囲の診断をしてもらった上で、
分からないことはしつこく聞きましょう。
悪徳業者は、しつこく質問されると嫌な顔をしてきます。
しつこくなるのは、消費者です。
他の箇所もそうですが、
診断の際には確認のためにも同伴してください。
そして分からないところはしつこく聞きましょう。
そして態度にも注目です!!
こんなことにならないためには、
住んでいる家の知識をつけ、
傷んでいる箇所を確認出来るようにすることです。
そうはいっても、難しいです。
住んでいる家の知識をつけることは勉強すればすぐですが、
傷んでいる箇所を毎日確認するのは難しいことです。
まずは、やっぱり、無料診断はお断りしましょう。
家の内部まで腐食してきてから直すのは遅いと思いますが、
「雨漏りをしている。」「家が傾いた。」などと症状が現れないと
リフォームに踏み切れないのも現実です。
そして、
リフォーム費用がない
という事実もあります。
悪徳業者の前で「お金がなくて。」とはあまり言わないようにしましょう。
契約を迫るあまり、大幅な値引きを行った契約を取るも、請求書が高額な場合もあります。
また、高齢の方は特に注意が必要です。
契約内容の理解が出来ずに、強引に契約を迫られた後に、
欠陥工事をされてしまったあげくに、多額の請求がきた。
離れて暮らしている家族に相談がなければ分からないことです。
その方が亡くなって、遺品整理をしていたら、
欠陥工事のあげく多額の請求が来ていた、という事実を知ることになります。
払ってしまったお金は戻ってきません。
リフォームは、自分自身だけでは決めずに、きちんと周りに相談することも大切です。
そして、無料診断をやりますと訪問に来た営業マンは、基本的に断りましょう。
名刺をもらうだけにし、インターネットで調べてみましょう。
しかし、インターネットも危ないところです。
優良業者に見せようとホームページを作成している場合もあります。
やはり、1社だけで決めずに、最低3社には確認を取りましょう。
しかし、優良業者の探し方が分かりません。
インターネット上のホームページを見てもなかなか分かりません。
そんなときには、下記のリフォーム見積もり総合サイトをご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
見積もりサイトをランキング形式で紹介しています。
評価点や、利用満足度の記載もあります。
1つの参考にしてみてください。
どんな世界もそうですが、
悪徳業者というのは存在します。
消費者は、悪徳業者に屈しないようにしなければなりません。
そのためには、時間をかけて、調べていくことが大切になります。
それでも、悪徳業者に捕まってしまった場合には、
消費者生活センターに必ず相談して下さい!!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。