こんにちは、おか子です。

今日はガルバリウム鋼板の屋根塗装について、ご紹介していきたいと思います。

ガルバリウム鋼板とはアルミニウム、亜鉛、シリコンで構成されたアルミ亜鉛合金めっき鋼板のことです。

ガルバリウム鋼板の特徴の特徴をいくつか挙げていきたいと思います。

まず、耐久性に優れていること。表面のめっきが傷ついても、合板に含まれている亜鉛が鉄より先に解けるため、錆びを防止してくれます。このことを【犠牲腐食作用】といいます。そのため、同じ金属屋根のトタン屋根と比べて防錆性が高く、耐久性はトタン屋根の約4倍となります。

耐久性に優れているということで、その耐久年数は20年～30年と長いです。そのため、ガルバリウム鋼板は基本的に塗り替えは必要ありません。

そして耐震性にも優れています。ガルバリウム鋼板は軽いので、地震の際に建物への影響が少なく屋根の重みで建物が倒壊するリスクが少なくなります。

ですが、ガルバリウム鋼板は非常に薄いので、瓦屋根やスレート屋根より雨音がうるさくきこえてしまいます。

また、断熱性が低く外の熱の影響を受けやすいです。ですが、断熱をしっかり行なえば、断熱機能を高めることができます。

さて、先ほどガルバリウム鋼板には基本的に塗り替えは必要ないといいましたが、屋根の状態によっては塗り替えが必要となってきます。

サビにくいといわれても結局は金属なので、時間がたつとともにサビが発生してしまいます。サビが発生してしまったり、色あせがあるようでしたら塗り替えを検討したほうがいいかもしれません。

あまりにも劣化がひどい状態であれば、葺き替えやカバー工法をおすすめします。

塗料はシリコン塗料が一般的ですが、耐久性の高いフッ素塗料や遮熱性や断熱性を持った、遮断熱塗料を使用するもの良いでしょう。

ですが、遮電熱塗料やフッ素塗料はシリコン塗料より価格が高いので、もし塗り替えをする場合は予算や屋根の状態を見てお選びいただければと思います。

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