こんにちは、ひろピーです。

家を高断熱・高気密化にしたら、病気になりました。

それはなぜでしょう？

そもそも、高断熱・高気密化にすると、家はどうなるでしょうか？

その前に、高断熱・高気密化とは、
家の中に外の冷気や暖気を入れずに、家の中の温度を保つということです。

これは、寒い冬、暑い夏に、快適に家で過ごせるようにするためです。

快適に家で過ごせるようにと、高断熱・高気密化でリフォームをしたのに、
その直後、住人の体調が優れなくなりました。
その原因を調べてもらったところ、シックハウス症候群と診断されました。
お医者さんからは、「家の換気をしっかりしていますか？」と言われました。

そこで、初めて家の換気について考えました。

家の中の温度を保つようにリフォームをし、換気を怠ると、
湿気がこもる家になり、カビやダニが増殖する家になっていたのです。

なぜ、湿気がこもるのかというと、
寒い冬の窓では、結露を起こします。
そして、お風呂場など水を使う部屋はあります。

浴室を考えてみてください。

換気を行わないと、カビが生えます。
なので、換気を行いますよね。

それは、家全体でも考えられます。

そのため、家を高断熱・高気密化にする場合には、
換気をすることは必須事項になっていきます。

この家が影響して不調が起こるシックハウス症候群は問題視され、
２００３年に建築基準法が改正されました。
１時間に０．５回、つまり２時間に１回、
家中の空気が入れ替わるように２４時間換気システムを設置することが
義務づけられました。

換気方法は、

●自然換気

●機械換気

●第１種換気
ファンを使って強制的に吸気と排気を行う。
排気の熱を集めて、
吸気に戻して冷暖房のロスを少なくする「熱交換」ができるが、
コスト面で高価になる。

●第２種換気
強制吸気をして自然排気をする。
気密性の高い病院などで利用され、住宅に使われることはほとんどない。

●第３種換気
自然吸気して強制排気をする。
寒冷地をはじめ、住宅でよく採用されていて、低コスト。
があります。

汚れた空気をダクト配管によって集めて、
ファンで屋外に排出する方法もあります。

だが、リフォームの場合は、
ダクトスペースや予算の関係から、
場所ごとにファンや吸気口を設置する個別換気が主流になります。

リフォームの場合も、
増築や大規模修繕など確認申請を伴うケースはこれに該当し、
確認申請の図面にも換気扇や吸気口の設置場所を明記しなくてはなりません。

しかし、２４時間換気システムは、住人自身で操作が出来るため、
「電気代がもったいない。」
「寒い。」
とスイッチを切ってしまい、結露が発生し、結局湿気が家中にこもってしまいます。

その代わりに、
２時間に１度、窓を開けて家中の空気を入れ替えるだけでもかまいません。

しかし、面倒ではありませんか？

また、雨の日や就寝時を考えると、機械を利用するのが現実的です。

そして湿気がよくない点は、
健康被害だけでなく、家にもダメージを与える事です。

家の寿命を縮める最大の原因は、実は湿気といわれています。

なので、「電気代がもったいない。」「寒い。」と言わずに、
２４時間換気システムを作動させ、さわやかな風を家の中に循環させることが大切です。

全ての考えがまとまったら、
リフォーム会社へ見積もりを依頼してみましょう。

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